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ヴィンテージセリーヌのショルダーバッグなら「ホースキャリッジ」一択!

高級感のあるデザインが魅力的な、世界的ブランドCELINE(セリーヌ)。そんなCELINE(セリーヌ)のアイコンバッグといえば、何を思い浮かべますか?新しいデザインや配色が登場し、そのたびに話題になるCELINE(セリーヌ)ですが、ここ数年で人気が急騰しているのは、なんと「VINTAGE セリーヌバッグ 公式(ヴィンテージセリーヌ)」なんです。今回は「VINTAGE CELINE(ヴィンテージセリーヌ)」の中でも特に人気な「ホースキャリッジ」にフォーカスして、コーデやサイズ感をご紹介します♪

ヴィンテージセリーヌとは?

”ヴィンテージ”とは、”アンティークよりは古くないけれど価値のあるもの”に対して、使われる言葉ですが、「VINTAGE CELINE(ヴィンテージセリーヌ)」はどのくらい前のものを指すのかご存じでしょうか?

さまざまな言われはありますが、一説にはCELINE(セリーヌ)がLVMHの傘下に入る前である、80年代以前に作られたものが、「VINTAGE CELINE(ヴィンテージセリーヌ)」だったり、「OLD CELINE(オールドセリーヌ)」と呼ばれています。
新作を買うとなるととても高額なCELINE(セリーヌ)のバッグですが、ヴィンテージのバッグであれば、そこまで高くはなく、手の出しやすい価格であること、そしてレトロなデザインがおしゃれだと20代の女性たちに刺さり、再び人気なアイテムになりました。

馬車ロゴがおしゃれなホースキャリッジ

今回ご紹介するのは「ホースキャリッジ」。見たことがある人も多いのではないでしょうか?

馬車のロゴがあしらわれた金具がトレードマーク
最近、COACHの新作でホース&キャリッジコレクションが登場し、SNSで「馬車のロゴがかわいい!」、「レトロな感じがおしゃれ!」と話題になりました。そんな、「ホースキャリッジ」は、80年代にCELINE(セリーヌ)でも、発売されていた幻のモデル。現在ではロゴも変わり、すでに杯盤のアイテムとなってしまいましたが、当時のCELINE(セリーヌ)のロゴには馬車が描かれていたのです。現在と同じように、当時もこの馬車のロゴがあしらわれたアイテムが人気を博し、多くの人が憧れるバッグだったと言われています。

気になるカラー展開は?
現在出回っている「ホースキャリッジ」の多くは、ブラックにゴールドの馬車金具のものが主流となっています。しかし、いろいろ探してみると、少し赤みがかったダークブラウンにゴールドの馬車金具のものもあるようです。ブラックのものであればクラシカルな雰囲気に、そして少し赤みがかったダークブラウンの方であれば、レトロな雰囲気に。どちらも捨てがたく、上品なカラーです。

ホースキャリッジのサイズ感は?

縦19㎝×横24㎝×マチ6㎝
CELINE(セリーヌ)の現行品「クラシックボックス」のミディアムと近いサイズ感。
(※クラシックボックス ミディアム:縦18㎝×幅23.5㎝×マチ7㎝)。
iPhoneはもちろん、長財布も入り、しっかり収納できるので、これ一つで身軽に出かけられますね♪

※角が角ばったものから、そこし丸くなっているものまで、「ホースキャリッジ」にもいくつかモデルがあり、サイズが少し異なります。基本的に縦と横のサイズは同じですが、モデルによってマチが1~1.5㎝変わってきます。

ホースキャリッジの価格が高騰しているって本当?

新作に比べると比較的、買いやすい値段ではありますが、現在、「VINTAGE CELINE(ヴィンテージセリーヌ)」の価格は高騰し続けているんです。「VINTAGE CELINE(ヴィンテージセリーヌ)」は、マカダム柄のアイテムが圧倒的に多いですが、特に価格が高騰しているのが、今回ご紹介する「ホースキャリッジ」のショルダーバッグなんです。「ホースキャリッジ」の価格が年々上昇している理由をお話します!

やわらかな触り心地の上質なレザー
価格が高騰している理由の一つに、使用しているレザーが上質だということがあげられます。80年代のCELINE(セリーヌ)が使用していたレザーは、「カーフレザー」という革がほとんどでした。「カーフレザー」とは、生後6か月以内の仔牛から取れた革で、その特徴はやわらかな触り心地で傷が少なく、肌目も美しいものばかりでした。そのため、高級ブランドのバッグにはよく使われている素材なのです。

状態の良さが価格を高騰させている
そんな「カーフレザー」は、もともとの肌目がよく、やわらかいレザーであることから、どうしても傷がつきやすいのが事実です。そのため、80年代以前に作られた、オールレザーのアイテムで、状態がいいというのは、とても希少性が高く、状態が良ければ良いほど、価格も上昇していくんです!
ヴィンテージアイテムとの出逢いは一期一会♪掘り出し物を探してみてはいかがでしょうか?

革製品は手入れが「命」長く使うためにしたいこと

レザーのアイテムは手入れをしっかりすれば、何世代にも渡って長く使い続けられるアイテム。ずっときれいな状態で使い続けたいのであれば、正しいお手入れ方法をマスターしましょう!

濡れたらすぐに乾拭きを!
革は水分を吸収してしまうと、型崩れをしたり、変色してしまう繊細な素材です。特に新しければ新しいほど、濡れるとすぐにシミになってしまうので注意が必要です。もし、雨や水などに濡れてしまった場合は、すぐに乾いたタオルで優しくふき取るようにしましょう。ふき取りがおわったら風通しの良いところで乾燥させることも忘れずに。濡れてしまったからといって、ドライヤーや日光にさらすと革が傷んでしまうのでやめましょう。

保管するときは間に何かを挟んで!
レザーで創られたバッグは、型崩れがしやすかったり、湿気によってべたつき、他の素材とくっついてしまうことがあります。そのため、使っていないときは、購入時に付属しているような布製の袋にいれるのはもちろんのこと、バッグの中や内側のポケットの中にも、タオルや新聞紙などを詰めておきましょう。ビニールやジップロックなど、湿気を保ってしまうような素材の袋にいれて保管するのは避けましょう。

ひび割れしないためにしたいこと
革製品はとても繊細で、お手入れをしないと、表面がカサカサしてしまったり、ひび割れして白くなってしまいます。こういった革の乾燥やひび割れを防ぐためには、日々のお手入れが大切なんです。なんだか肌のケアみたいですよね♪さまざまなお手入れ用のクリームや専用のブラシが発売されているので、一番使いやすいものを選んでみましょう。頻度は大体1か月に1度がベストだと言われています。100円ショップなどにも売っているので、きれいな状態で長く使い続けるためにも、ぜひ試してみてくださいね♪